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![]() 旅立つ準備、と考えて下さい。あらかじめ整えておけば、 自分の葬儀をいい方向に導くことができますし、 遺された家族の負担を軽くすることにもなるでしょう。 これからの自分について、見つめる機会を持ってみませんか。 |
| ■ 葬儀の希望を告げておく | |
| 「こんな葬儀がいいなぁ」という希望があるなら、自分のまわりに知らせておきましょう。没後に「こんな葬儀にしてくれ」というメモが見つかったとしても、家族はとまどい、周囲から反対意見が出てくるケースも多いのです。特に「自由な葬儀」をのぞむ方は、生前の話し合いが必須だと思います。 |
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| ■ 遺影用の写真を用意する | |
| 遺族にとって、当日になっての写真探しは意外に手間取るものです(すべての写真が大切な思い出ですからね)。遺族の負担を軽くする意味でも、参列者に自分らしさを伝える意味でも、事前に写真を用意しておくといいでしょう。今やカラーの遺影が主流ですが、先祖の遺影とのバランスを考えて、カラーをモノクロに変更することもできます。背景を消したり、礼服を合成したりすることも可能です。選ぶポイントは以下の通り。 (1)はっきりピントが合っているか(ピンぼけまでは修正できません)。 (2)顔が小さくないか(集合写真でもかまいませんが、ある程度の大きさは確保したいところ)。 (3)絹目プリントではないか(拡大すると凹凸による陰影が少し強調されてしまいます)。 (4)極端に若すぎないか(最近の雰囲気をたたえた写真がいいかと思います)。 |
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| ■ 遺言を書き残す | |
| 遺族への想いを伝える手段であり、財産分与をめぐるトラブル回避の方策でもあります。土地、家屋、現金、預貯金、その他の遺産に関わる案件は、一定の方式にのっとって作成しない限り、法的には効力がありません。15歳以上の方なら誰でも遺言がつくれます。これは法的なものではありませんが、ふだんは言えなかったことや後々まで伝えたい言葉を、私的な遺言メッセージとしてノートなどに書き残しておくのも、遺族への最高の贈り物となるはずです。録音機器を使って、映像や音声を残すやり方もあります。 |
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| ■ 生前予約のシステムを利用する | |
| 自分が決める自分の葬儀です。葬儀の手順や内容について、生前に葬儀社と契約を結んでおきます。費用は銀行などに信託しておくか、生命保険に加入し、実質的な「葬儀保険」から支払います。アメリカで生まれ、国の葬儀事情(香典の習慣がないなど)に合わせて発達していったシステムです。「プレニード・フューネラル・アレンジメント」と呼ばれ、本人の意思だけで契約が行えますが、日本ではほとんどが家族の同意も前提としています。 |
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| ■ 臓器提供・献体を考えているなら | |
| 本人の生前の意思確認と、家族の同意が必須です(身寄りのない場合を除きます)。いくら本人が強く希望していても、遺された家族が拒否するのであれば、提供の方向へ進むことはありません。あらかじめ家族間でしっかり話し合っておきましょう。 | |
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【臓器提供】
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臓器移植法案の成立・施行によって、新たに脳死という死の基準が認められました。これまでにも心臓死の状態にあるとき、腎臓やすい臓、角膜や鼓膜などは提供することができましたが、それに加えて脳死では、心臓、肝臓、肺、小腸など、さらに幅広い臓器の提供が可能となっています。 |
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【献体】
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医学の教育・研究のために、死後、自らの身体を提供することです。主に大学の医学部で、人体解剖実習用となります。死後48時間以内の提供がのぞましく、それ以前に葬儀を済ませたいなら、しっかり段取りを組んでおきましょう。報酬はありません。大学側で責任をもって火葬され、およそ1〜2年後に遺骨となって戻ってきます。 |
| ■ 連絡先のリストをつくる | |
| 葬儀に来てほしい人。年賀状の欠礼あいさつだけ送ればいい人。その違いを遺族はどれだけ理解できるのでしょう。危篤、死亡直後、葬儀……、それぞれの段階で誰に連絡すればいいのか、事前にリストを作成しておくと便利です。遺族の負担は軽くなり、大事な人への連絡漏れもなくなります。 |
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| ■ 形見分けの品を選び、手渡す | |
| 家族の他、ごく親しい関係の人を想定して、形見分けの品を選んでおきます。相手の好みに合ったものをあげると喜ばれるでしょう。形見分けではありませんが、棺の中に入れてほしい愛用品を自分で吟味しておくのもいいでしょう。 | |